第1回:なぜ今、投資が必要なの?~銀行預金だけではダメな理由~
第2回:投資の第一歩!まず何から始める?~証券口座の開き方と注意点~
第3回:国が応援してくれる制度を使おう!~新NISA徹底活用術~
第4回:【超実践編】最初の一個を選んでみよう!~投資信託の選び方~
第5回:始めた後がもっと大事!~ほったらかしとメンテナンス~
第1回:なぜ今、投資が必要なの?~銀行預金だけではダメな理由~
- テーマ: 投資への「漠然とした不安」を「なるほど!」に変える。
- 内容:
- イントロ: 私たちはなぜお金のことを学んでこなかったのか?
- 超キホン: 「インフレ」って何?(100万円の価値が将来目減りするシミュレーション)
- 衝撃の事実: 銀行預金の金利 vs 物価上昇率
- ゴール設定: 投資はギャンブルじゃない。「お金に働いてもらう」という考え方。
- 心のブレーキを外す: 投資のよくある誤解(大金が必要?専門知識がいる?怖い?)を一つずつ解消。
- 持ち物/課題: 次回までに、1ヶ月のざっくりした支出を把握してみる。
第2回:投資の第一歩!~証券口座の開き方と注意点~
- テーマ: 具体的な行動へのハードルを徹底的に下げる。
- 内容:
- 投資の世界の全体像: 株式、投資信託、不動産など、どんな種類があるか簡単にご紹介。
- 株の指標と株価指数を知る
- 実践編: 証券口座ってどこで開く?ネット証券と対面証券の違いは?
- ライブ口座開設: 実際のスマートフォンの画面を見せながら、入力項目や必要なものを一緒に確認。(※実際に開設はしない)
- 注意点: マイナンバーカード、本人確認書類など、必要なものを具体的に伝える。
- 持ち物/課題: おすすめのネット証券のサイトをいくつか見てみる。
第3回:国が応援してくれる制度を使おう!~新NISA徹底活用術~
- テーマ: 最もおトクな制度を理解し、使わないと損!と感じてもらう。
- 内容:
- NISAとは?: 「利益に税金がかからない夢の箱」とシンプルに解説。
- 新NISAの仕組み: 「つみたて投資枠」と「成長投資枠」の違いを分かりやすく。
- どっちを使えばいい?: 初心者はまず「つみたて投資枠」から始めるのが鉄則。
- iDeCo(イデコ)との違い: NISAは「中長期の資産形成」、iDeCoは「老後資金専用」。引き出せるタイミングが最大の違い。
- ケーススタディ: 月々1万円、3万円を積み立てたら、20年後にどうなる?(複利の効果を実感)
- 持ち物/課題: NISAで買える人気のある投資信託(全世界株式、S&P500など)の名前を調べてみる。
第4回~投資信託の全貌解剖~
- テーマ: 無数にある商品の中から、自分に合ったものを選ぶ基準を持つ。
- 内容:
- 投資信託の選び方3つのポイント:
- 何に投資しているか?(全世界?アメリカ?日本?)
- 手数料(信託報酬)は安いか?(0.2%以下が目安)
- 純資産額は順調に増えているか?(人気度のバロメーター)
- やってはいけない選び方: 毎月分配型、手数料が高いもの、銀行の窓口でおすすめされるがまま…
- シミュレーション: 実際にネット証券の画面で、いくつかの人気ファンドを比較検討してみる。
- Q&A: 「一番儲かるのはどれ?」という質問への模範解答。
- 投資信託の選び方3つのポイント:
- 持ち物/課題: 自分がもし買うなら、どの投資信託にするか一つ決めてみる。
第5回:債権、ETF、急落後急成長するリートも知っておこう
- テーマ: 株投資信託以外の商品を知る
- 内容:
- 投資の最大の敵: 感情(焦り、恐怖、欲望)。
- 暴落した時どうする?: 絶対にやってはいけない「狼狽(ろうばい)売り」。過去の暴落の歴史から学ぶ。
- ドルコスト平均法の威力: なぜ毎月コツコツ積み立てが強いのかを改めて解説。
- メンテナンス: 基本は「ほったらかし」でOK。年に1回程度、資産状況を確認するだけで良い。
- まとめ: 投資はマラソン。短期的な上げ下げに一喜一憂せず、長期的な視点で資産を育てていくことの大切さ。
- 最終課題: 少額(月々1,000円でもOK)からNISAを始めてみる!
講座を成功させるためのポイント
- 仲間を作る: 参加者同士で簡単な自己紹介や質問をしあえる雰囲気を作ることで、継続のモチベーションになる。
- 成功体験を積ませる: 「証券口座の資料請求をした」「1,000円だけ積み立て設定をしてみた」など、小さな行動を褒め、次へのステップにつなげる。
- 個別相談への導線: 講座の最後に、より詳しい相談をしたい方向けに会計事務所としての個別相談(有料/無料)を案内する。
- 絶対に商品を売らない: 「中立的な専門家」という立場を貫くことが、信頼につながります。
この講座が、参加者の皆さんの「お金の不安」を解消し、より豊かな人生を送るための一助となることを願っています。